世の中は決して平等ではありません。このことは私自身今まで色々と苦い経験をしながら体感した真実です。

世界を平等にしよう。格差をなくそう。男女を平等に扱おう。

理念は理解できるのですが、それが現実的かつ高い幸福度を満遍なく分け与えられるかと言えば疑問が残ってしまいます。

やはり同じような人といると居心地が良いですし、劣等感を感じる相手といると疲れます。同様に自分より格下だなと感じてしまう人といるのも何だか申し訳ない気分になってきます。

格差があるからこそ世界が成り立つ。不条理な奴隷制度は無くなりましたが、依然として格差は存在していてそのおかげで社会の均衡が保たれている様にも見えます。

本日は肌身で感じる日本社会カーストについて書いていきたいと思います。

何となく感じる日本社会カーストをまとめてみた

ある程度イメージしやすいように、カースト制度と比較しながら書いていきたいと思います。カーストを引き合いに出すのもどうかと思うものの、こうして書くと個人的には分かりやすいです。

カースト制度説明日本社会カースト中心年収労働内容、生活
バラモン宗教的な支配者階級。権利権益を守るための規制を作る権限層。資本家層資本総額による想像でしかありませんが、お金ではなく社会を動かすことに時間を使う。生活は恐らく千差万別で、基本的には価値に根差した支出を行う。
クシャトリア貴族、武士階級。政治や軍事を支配。経営者層・政治家・大企業役員1500~3000万円世界に対して自ら創り出す価値を提供し、また社会の維持管理のために労働をする。生活費裕福で人生に対する支配権を持ち、社会に対しても一定の権限を持つ。
ヴァイシャ市民層。農耕や牧畜、手工業等の仕事をする庶民階級。一般的サラリーマン500~1000万円上位層の手足となり、その利益のおこぼれを給料として受け取る。困窮はしないものの上位層に人生の決定権を握られている。
シュードラ被支配者労働者階級。農業や牧畜等の生産業や隷属的な仕事をする。非正規雇用、現場労働者等0~400万円社会構造を俯瞰することなく、目の前の与えられた労働に従事する。生活は上位層の都合に振り回され常に困窮している。

あくまで一平凡サラリーマンが書いているものですので、あまり目を四角くせず受け取ってください。何となく日本の実態が見えると思います。

今は私も一般的なサラリーマンですが、目標を持って資本家の道を目指して行きます。

経済的自由ももちろん大切ですが、根源的な欲求は社会を動かしていきたい。
これが資本家のマインドセットなのだと思います。

日本社会カーストのどこに所属するかは結局本人の意思と努力次第!

結局人間のやっていることは昔から世界中どこも大して変わらないなと感じます。

そして決して完全に不平等なものではなく、ある程度の範囲であればやはり本人の意思と努力で幾らでも変えることができるのが現代社会でもあると思いますね。

私もたまに思うのは、こんなに毎日苦しい努力をしなくても流されるままに楽な方向に生きて行ったらどうなるのだろうなと。

勉強をせず自らの立場を高める努力もせず、何も考えず欲しいものを買い、辛い怖いからと挑戦することから逃げ、欲望のままに酒タバコ食事女に手を出し、自己中心的にわがままをまき散らし・・・

そんな先に幸福な人生が待っているわけがありませんが、結局その末路として最底辺の苦しい生活に陥るのではないかと考えています。全ては自業自得なのです。

とはいえ環境の与える影響は大きいので、やはりここは私も自分の代はぐっとこらえて資本構築に努め、子供の代をより幸福な人生と出来るよう頑張りたいと思います。

頑張ることは苦しい事とも思いません。毎日希望にあふれた素晴らしい日々を、しっかり前向きに生きていくことは非常に幸福なことです。それこそは人間に平等に与えられた権利なのだと思います。

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。