私は株式投資に対しては長期投資のスタンスを取っています。
上がったらすぐに利確、下がったらすぐに損切。
それってほんと疲れます。利確も損切も精神を削ります。
上がる株を予想しよう⇒無理です。少なくとも私には。
大抵はAIや支配的投資家により心理分析されて損切りしたくなる方向に株価が動きます。
堅調で将来性の高い企業の株を安い時に買い長く持つ。これが私が個人投資家としてできる唯一利益を出す方法です。
つまり財務諸表の分析と市場適正価格の把握、そして下がった時に買うべき常に下落を待ち構える姿勢が必要となります。
そのためには
・良さげな株を一覧にしておく。
・株価を常日頃からチェック。
・市場適正価格の基準を持つ。
・財務諸表を把握しておく。
・現金をスタンバイしておく。
そしてあれ?安くね?と思った時に買うのです。
欲しいと思った時に買うのではなく、安いと思った時に買います。
それは丁度、スーパーに行ったらプレミアムアンガスビーフが30%引きになってる( ゚Д゚)、という感覚です。
つまりいつでも買えるわけではありません。
今の市況を見ますと、株価好調のニュースに誘われて購入した初心者層が含み益に必死で耐えているかと想像します。
こういう時、彼らの売却を誘う株価下落がだらだらと続きます。そして夜も寝られずついにロスカット。
それが呼び水となり売りが売りを呼び株価が急落します。セリングクライマックスです。
取り立てて利益を焦らない経験ある投資家はここまで待ち、そこでチャンスとばかりに買い増します。
株式に限らず、不動産も太陽光もその他の投資も結局は買値が全てです。
どんなに好立地の不動産も高く買ってしまえば利益は出ませんし、安く買えればどんなに劣悪な条件でも十分に利益が狙えます。
私も実際に多大な初期費用が掛かる日当たりのあまり良くない売れ残り太陽光発電所を非常に安く購入し、毎年しっかり利益を上げることが出来ています。
これも株式に限った話ではありませんが、投資には多大な時間と労力が掛かります。
最近の米国株の様に高騰し過ぎていて中々購入できない時は辛抱強く買い時を待つ必要がありますし、安く買うためにはまだ価値が気づかれていないものを探す努力も必要です。
ビットコインの様な本物の金脈もたまにありますが、そういったまだ日の目を見ていない投資先に大切なお金を実際に動かせる人が世の中にどれほどいるでしょう。
ということで一番お手軽且つ勝率の高い方法は、あれ?安くね⇒買い戦略です。
短期、中期、長期的な価格を見ると、実力の割に明らかに安い株がまだまだあるはずです。
投資で利益を出すためには、しっかり時間と労力を掛けましょう。
そうして苦労して出した利益の喜びは格別でっせ( ゚Д゚)o