昨日まで京都に帰省していました。幸い両親もまだ元気なので今のうちに沢山時間を使いたいですね。

平等院鳳凰堂。京都は宇治も魅力的な街です。

これから10年間ほど、娘が中学生になるまではなるべく3世代で遊びに行く様にしようと思います。

こんな自由な時間を存分に楽しめる理由の一つには、現在の資本主義社会のルールを理解しそれを少しずつ使いこなせるようになってきたことがあると考えています。

ということでこの現代社会での複数の働き方を上手く使いこなすことについて書いていきたいと思います。

4つのクワドラントの良いとこどり戦略

ロバート・キヨサキ氏によるとビジネスを構成するEmployee(従業員)、Self-employed(自営業)、Business-owner(ビジネスオーナー)、Investor(投資家)となる4つのクワドラントですが、実際にやってみるとやはりそれぞれ一長一短あります。

その一長一短を上手く使い分けることが大切だと考えています。

私自身サラリーマンとしてEmployeeをやりながら、太陽光発電や不動産を運営するBusiness-ownerとして一部業務は委託しつつ電気設備メンテナンスや経理業務など自分自身もSelf-employedで運営実務を行い、Investorとして株式等への投資を行っていますが、どれにも偏らずにやるほどに経済的な自由(精神的な面も含めて)に徐々に近づいているのを実感しています。

その一長一短をまとめると

形態長所短所
Employeeサラリーマン・有限責任
・安定した給料
・社会的信用
・裁量が少ない
・時間や行動の自由が無い
Self-employed自己所有太陽光メンテナンス、帳簿付け、ブログ執筆や野菜作り等。・スキルが手につく
・仕事量がコントロールできる
・働かないと稼げない
Business-owner現物収益資産(不動産、太陽光)の運用・ほぼ不労・運営責任に伴う種々のリスク
Investor株式投資等・大きな利益が狙える・収入が安定しない

他にもまだまだ長短ありそうですがそれらの良いとこどりをする、つまり

「サラリーマンをしながら安定した給料と社会的信用を得つつ、自営業で好きなこと好きな時にをやりながら技術を磨きながら稼ぎ、収益ビジネスを持つことで寝ててもお金が入る仕組みを作り、投資で資産を膨らませつつ世界の変化を楽しむ。」

各分野から少しずつお金が入って来るようになると

「あれがだめでもこっちがあるし、それもだめならあれで何とかなるか。」

とか考えながら人生の身軽さを感じつつ、実際はそれなりに真面目にやればどれもそれなりに上手く行く。

どれかに偏る必要は無く、良いところを総取りすることを考えれば人生を楽しく豊かに過ごせそうな気がしてきませんか?

各分野を少しずつ伸ばしていく

前世代の日本であればほぼEmployeeでいるだけで幸福な人生を生きられたと思います。

私の両親も会社で働きながら様々な国での仕事を経験し、現在は勤め上げた会社と赴任先のイギリスから年金を受け取りながら悠々自適な生活を送っている様です。

そういう時代もあったのは確かです。

今は一人一人の判断の元に様々な働き方それぞれの長所を上手く取り入れて生きるのが良いと思い私自身も実践する様にしています。

会社は会社で有難いのですが決して自分の自由になるものでは無くあくまで安定収入や充実感を得るための手段の一つとして捉え、より広く働き方を求めそれら全ての良いところをバランス良く取ることで人生がより大きな可能性に満ちたものとなるように感じています。

幸い国の方針ともマッチし、環境も段々と整っていきそうです。

私もこれらの各分野を少しずつ伸ばし、人生の裁量をしっかり握って大切なものに時間とお金を使えるようにしていきたいですね。

それでは本日もお読み頂きありがとうございました!素敵な週末を。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。