老後資金問題に年金介護・・・老後のリスクは考え出すとキリがありません。
老後をお金に頼るという考え方では無く、老後も働いて稼ぐという考え方が大切だと思います。
老後も働き、GDPにも貢献し、健康も張り合いも保つ。正に三方良しの理想的な状態です。
年金は減額無く払われると思います。それは国の威信にかけて実行しますが、世論や風潮を見るに年金に対してネガティブな条件を国民側が受け入れる論調が出来つつあり色々と制約や年金に対する増税など何かしら改悪があると考えておくのが妥当です。
そして年金減額により一番まずいのが物価の上昇です。幾ら年金をもらっていても現在からみて30年後の物価は2倍近くまで上がっていると考えるべきです。
今は国際情勢による物価高が主要因と感じますが、それでなくても物価上昇は徐々に起こると考えておくべきです。労働に対する価値観が変わり自分の人生を優先する風潮はそのまま労働賃金の高騰に繋がり、生産物の価格もまた上昇するからです。
そこをどこまでロボティクスとAIで賄えるかですがそれすらも生産物であることを考えると、やはり通貨供給量と賃金の意図的な調整による物価上昇と労働への誘因と言う今までの国家経済の仕組みは変わらないでしょうね。
ということでコントロールできないものには頼らず、老後を自分の力で乗り切ることを今から考えて行くのが妥当と考えます。
老後も無理なく出来る仕事作り
歳を取ることで幾つかデメリットが発生してきます。
・頭の回転がにぶる。
・意欲の低下。
・肉体的な衰え。
こういったデメリットのある半面、歳を取ることで得るメリットは
・経験値の上昇
・俯瞰的な目線
・若者への支援の気持ち
・人に対する許容力
この様な上昇面もあります。こういった観点で考えた時に出来る仕事として
・若者の精神的なサポート
・若者のコーチング
・経験値に裏打ちされたアドバイス
・単調でやりたくないけど役立つこと(ビルのメンテナンス等)
・単調で地道で経験のいるもの(農業等)
・仲間同士で作り合うビジネス(コミュニティ内でのパンづくり体験など)
まだまだ考えられることはあると思いますが、これらの仕事を事業主として行える手段を作っておくべきです。
大きな共同体は個人がコントロールできるものでは無く、それに依存してしまえば都合良く使われるのがほぼ確定の落ちです。そうではなく、自分の力で自分の状況を動かせる仕組みを今から作っておくべきです。
これによるお金に頼らない老後を目指して行きましょう。魅力的な人と言うのは社会が絶対に放ってはおきません。
もちろんお金も大切ですので、現状の通貨感覚で3000万円の資産を老後に作っておくようにしましょうね。
人生100年時代、一生現役がキーワードじゃ!