何事もそれが花開くのは10年後くらいですし、そのくらいの時間感覚でいるのが正しいなと感じます。
転職してお金を稼いで資産を作ってようやくそれが人生の自由をもたらしてくれました。始めたのは丁度10年ほど前でそれが今現実に形となって生活を変えました。
今取り組んでいることもきっと10年後くらいに形になって人生を変えているはずです。未来の自分への贈り物と言ったところですね。
絵を描いていていつも思うのが、何を最優先に鍛えようかなと言うことですね。
始めは自分らしい絵柄だなと思ったのですが、段々と絵柄は表面的なもので最後の味付けだなと思う様になって来ました。いま素直に取り組もうと思うのは、正しい立体とその動き、それを上手く目になじませる柔らかさかなあと感じています。
その先は更にその正しい立体を意図的に崩すことだと思いますが、先ずは正しい形を描けないと始まらない。
その土台さえしっかりしたものがあれば、絵柄は独創的であれ流行りのものであれ、状況に合わせて採用すれば良いのです。構図も結局人の取れるポーズとカメラの位置の組み合わせなので、土台の立体さえあれば幾らでも創り出せます。
だから練習の方向性は静止デッサン、動的加速と筋肉の動き、重心や重力、パースや立体意識、この辺りだなと思っています。ダイナミックなものから日常的なものまで、ここの能力を鍛えて行きます。
ここが出来ていると自然と絵が命を持つように感じます。
そっかー、ここなんだなあと。やっぱり立体がしっかり出来ていると実在感が出てくるんですよね。
ほんと一日中立体を描いてちゃんとしたイラストに描き上げたいけど今のこのレベルでYoutube動画をまとめていかないと。。。絵を公開して行くことで圧倒的に上達が早まるのは真理ですが、それにしても早くせめてある一定のレベルまでは持っていきたい。
色塗りや顔のパーツの形などはその後、背景はまあシンプルなものを当面は採用してリソースを先述のフォーカス領域に集中させます。表面的なエフェクトは言ってしまうと自然界のものや過去の作品を寄せ集めれば5分で作れてしまいます。
正直一日休みなく絵を描いていたい、ってくらい絵を描くことそのものを愛してしまいそうです。
この絵の取り組みは既に10年以上前から休み休み気が向いた時に取り組んでいたものが今形になってYoutube動画で採用されていますし、本格始動した今から10年後はもっと面白い形になっているはずです。個人の絵の能力って議論の場とかでも活用できるものすごーく汎用的なスキルで、英語と並ぶ能力に仕立て上げるつもりです。
AIイラストも自動演奏も自動通訳も全部一緒で、芸術って個人の表現なので自動で創り出すものには価値が無くて、いま生きて動いているその現場で自分の手で口で発せるかどうかというのが大切ですね。
最近気づいたことがあるのですが、なんか普通に振舞っていれば良いんだな、ということです。私が普通にやることって、昔は過小評価してたのですが人から見ると好きな人は好きなんだなあと。
普通にと言うのは手を抜くということでは無く、なにげなく取り組んでしまう普段通りの努力ということですね。
やってる本人には分かっていない魅力が、他の人からは見える物なんですよね。思えば女の子に好かれる時も、特に頑張ってない時と言うか自然にやっていることが相手にとっては良く見えるというか。普通に真面目にやってるだけのつもりでも、それが相手にとっては特別に見えてくるというか。
トップオブザトップなことをやらなくても、私のイラストもそうなのですが、普通に真面目にやっていると自然と好きと言ってくれる人は出来てくるものなんだなと。
こういうことこそちゃんと教科書に書いておいて欲しいものですね。「自分にとっては普通に真面目にやってるだけのつもりの取り組み」、これは実は特別なことなのです。
きっと今やっていることって私も皆様もそうなのです。自然体で真面目に取り組んでいることってあると思いますが、それって物凄く価値のあることなのです。
思えば投資にしても特に人と違うことをやろうとか考えたことも無く、こんなに短期間にここまで大きくなるとは思いもせず、ただ真面目に考えて努力を当たり前の様に感じながら自然に無理なく続けただけです。それが自由の土台となりはっきりと私の生活を変えてしまいました。
10年後に花開く種って大きな決断のチャレンジの様な物ももちろんあるとは思いますが、案外日々地道にやっていることだったりもするのでしょうね。これからも真面目にコツコツ普段通り頑張りたいと思います。