今日はとある夫婦の新居新築祝いで家に遊びに行っていたのですが、なるほどこのパターンもあるよなと思いました。
なんのことかと言いますと
「親から土地をもらって家を建てて2世帯で住む」
しかも妻側の親が元々酒屋を営んでいたとのことで、その区画に3~4世帯分くらいの土地を親族で持っているという状況で貸家にもしているそう。さらに大都市ターミナル駅徒歩10分以下の広大な整形地という資産価値の高さ。
やっぱり長年ビジネスやってる個人事業主ってすごいお金持ちなんですよね。世の中で一番割を食っているのは高給サラリーマンという現実をこういうところでも垣間見ます。
たぶん家一軒の土地の資産価値だけで5000万円くらいあって、周辺を合わせれば数億円。
こういう相続でお金持ちになる人たちってこれから少子高齢化で増えてくるだろうなと思います。子供が少なく相続先も減っていき、親や兄弟から譲り受けた資産を子供に相続していき相続人は一気にお金持ちになる。
私もどう考えても祖父母なり両親なりの資産の一部を相続することになるはずですし、自分で運用している資産もどんどん増えていくので資産の枯渇や将来資産がいくらになるとかももう全然気にしていません。
そうなるとやっぱり大切なのが相続した資産をどう活用していくかということで、その辺りのビジネスプランを今から組んでおくべきでしょうね。そのための事業経験習得の人生フェーズだととらえています。
集まりに顔を出しても思うのは自分の資産がどうとかほんとにどうでも良くて、普段どういう仕事をしているかということを如何にきちんと話せるかということです。
いや、やっぱそれなりにカッコつけたいものなんですよ(笑)。
まあこういう時に大企業勤務のバッジは使いやすいのですが、それはそれで定年後も会社の名前にしがみつくのもみっともないですし、やっぱり自分の事業で自分を語りたいですよね。
定年後にもし仕事を持てなかった場合、自分の身の証は所有資産でしか語れません。そうなる未来の世界を回避したければ今から自分の事業資本を構築していくのが正解です。
そういう意味では響きの良い実業を1つ持ち、もう一つは収益性も高く且つかなりニッチな事業を1つ持ち、且つ不動産等の社会性の高い安定事業を持つ。このくらいを法人で持つのがバランス良いと思っています。
資産運用スキルやマネーリテラシーに法律の知識などはあくまでそれを補うものとなります。
まあでも今回思ったのは新築の家で心地良く暮らすのもそれはそれで魅力的だなということで、同時に思うのはちょっとその夫婦の資産形成心配していたのですがこりゃ心配いらんわと思ったこと。
やっぱり物価高の昨今建物価格もそうとう高くついたようで、上物分の住宅ローンがあれば労働から解放されるのは先でしょうが、少なくとも将来の資産に困るようなことにはならないでしょう。
みんなそれぞれ上手くやっているもので、ほんと良かった良かった。お祝いのお金も渡しましたがそれはもう好きに使ってくれたまえ。私のお金が大切な人の幸せに役立つなら、そんなに素晴らしいことは無いんですわ。
