とにかく顔が良ければ良い、とにかく経歴がすごかったら良い、とにかく~さえ出来たら良い。
今はもうそういった技術力一辺倒で生きて行ける時代じゃないなと世界を見渡していて思います。
一見見栄えのする人達が大量に余っている世の中、その技術を看板に買ってくれる人を待っていても誰も何もしてくれません。
今の世の中にそういう余裕はないのです。それでは何が必要なのか?
それはその高いスペックの下にある遂行力を活かして価値を創出する能力です。
つまりフォロワーを築いたり、商品を生み出して売り出したり、資産形成で資本を増やしたり。そういった価値創出まで繋げる人材を就職市場でも婚活市場でも求められている時代なのです。
これたぶん未だに勘違いしている人たちが沢山いるのだろうなと思います。
年収志向に人々が寄って行くのはその年収がそのままずばりその人が生み出す社会的価値を一番忠実に表すからで、お金があるかどうかとかそういう話ではありません。
どんなにイケメンかわい子ちゃんでも、どんなにお金持ちでも、どんなに優れた技術を有していても、実際のところそこから価値を生み出せない人材は世の中には相手にされません。
昔は違ったなと思います。可愛いだけでモテていたし経歴が良いだけで就職先は幾らでもあったと思います。誰か他人の能力を活かそうとしてくれるくらいに世の中には余裕があったと思います。
でも今の時代はその能力を活かしてどういう価値を自ら提供できるか?それを若かろうがイケメン美人だろうがシビアに見られる時代だと感じます。
まあ生きづらいなと感じる人たちがたくさんいるのも頷ける話ですね。
そういう時代の中で思うのは、私自身が経営者として世の中に仕事を生み出し、そこに居場所を作れるような会社を作っていきたいなということです。私は人の能力を活かすのが得意なのですが、この能力は経営者側に振って居場所を探している人の力になりたいなと今朝散歩しながら考えていました。
実際のところ業態だとか何を売り出すかなんてどうでも良くて、そういう人たちが居心地よく過ごせる場所を作れるならそれで良いなと感じます。
私個人の人生の幸福追求はもうかなりのレベルに到達して来ているので、これから先は私が周りの人たちに助けてもらったのと同じく、助けを求める誰かの力になっていきたいですね。
このスペック主義限界の時代の生きにくさを、何とか緩和して幸福GDP向上につなげて行きたいと思います。
