こんばんはとおるです。現在スウェーデンの片田舎でブログを更新しています。外は寒いですが部屋の中は流石に暖かいですね。
私は不動産は企画済み物件を購入して、運営をほとんど販売会社さんにお願いしています。2年運営していて空き室が1回出ましたが、それを再度埋める際に広告収入や募集条件について色々と話をしたのが記憶に新しいくらいですかね。
やはり空き室が出ると埋まるまでの間落ち着かない日々を過ごすことになります。また将来の空室発生や金利動向を考えると悶々としてしまいます。
決して楽しいことばかりではありませんし、本格的に自分で企画を考えて積極運用し始めると苦労はこんなものではないのでしょうが・・・
苦労は苦労で当然ありますが、やっていて楽しいこともたくさんあります。
先ずは1つ目は収益性と資産構築の魅力ですね。立地さえ間違えなければ一時的な赤字が出ても30年の長期運用の後に数千万円規模の資産が土地建物として残ります。
実際に貸している場所ですので、自分が老後に住むこともできます。1階は一般的に貸しにくいですが、老後はむしろ1階の方が住みやすそうですね。自分で1階は住んで、2階以上は綺麗にリフォームして貸し出せば老後の費用も賄えます。
また団信に入りますので万が一の際に資産が家族に残ります。年間300万円の家賃収入と残った自宅があれば家族が暮らすには困らないでしょう。そういう安心感は非常に大きくあります。
2つ目は地域の魅力に触れることの楽しさですね。私は名古屋に物件を買ったことで、1年に1~2階は名古屋で名古屋城を見に行ったり、名古屋駅で買い物したり、ひつまぶしを食べたりします。
何も知らない地域を訪れるより、自分が関係を持つ地域の魅力に触れるのは味わいが違いますね。毎年とても楽しみにしています。
また定期的に様々な地域で不動産調査を行いますが、各地域の魅力に触れられますね。漫然と観光資源に触れるよりも、そこに住むことやそこで宿泊所を運営するなど考えるともう一段楽しくなりますよね。
そして事業を行う上で大切にしなくてはいけない観点として、社会に貢献しているか。皆様の幸せな生活に貢献できているか。不動産を運営することで、住まいを探している人達に快適な住まいを提供することが出来ます。
これからは差別化が非常に大事ですが、ニーズをしっかりくみ取ることでお住まいの方の生活に貢献することが出来ます。それは収支を越えた魅力があると感じています。
お洒落な暮らしを求める若者、低コスト賃貸を求める方、環境を変えるために色々な場所に住んでみたい方、趣味を両立しやすい環境等々求めることは様々です。そういった声が大家にはダイレクトに伝わってきます。
私の物件は木造アパートで今は築年が浅くデザインも新しく収納も広いので若い方の入居が多いですが、将来的に築年が経過していく中で入居者のニーズが変化していくと思います。そこはしっかり見据えながら設備を見直しつつ、そこに暮らす方の幸せにしっかり貢献していきたいですね。
また少子化が進む中で入居者の高齢化や、地方不動産の価格下落による割安感から地方への移住、労働力不足により外国人労働者への依存等が見えてきていると思います。
こういった業界の動向を危機とは考えず、逆に差別化のチャンスとしてとらえていきたいですが、新しい文化を模索すること自体が楽しいと考えることもできます。
不動産は長期に運用するものだと私は考えていますが、積極的に運用を多なうことで収益向上と何より運用している楽しさを感じながら、長く続けていきたいですね。
本日は思うことをつらつらと書かせて頂きましたが、会社の仕事以外で自分で事業として不動産を運営するのは非常に楽しいです。
投資という観点では厳しい声が聞かれますが、そもそもが社会貢献のための事業ですので、あまり難しく考えず伸び伸びと良い物件を提供していきたいですね。
長文ありがとうございました!!