育休復帰の仕事がほぼ決まり、自動車開発のサイクルが大体2~3年ですのでこれから最低そのくらいの期間は現職を続けることになると思います。
最低限の生活費を支える資本の足場が既に出来上がっている私としてはここは損失を恐れずに安定給料という武器( ゚Д゚)で打って出たいところです。
ボーナスも出たしね。
ということでこの3年間はお金を新規事業開拓のために使っていきたいと思います。
一つの事業を300万円で始めることを基本にする
事業を立ち上げるのに使うお金を300万円とすると、現在の私のサラリーマン年収で凡そ年に2回、3年合計で6回の立ち上げに使えるはずです。
ペースとしては丁度良いくらいです。ここで事業立ち上げに半年を使うという半ば前提が出来ます。
半年、つまり土日26回の52日、平日は一日3時間使えたとして780時間。土日遊んでいる時も基本頭の中は事業のことを考えているので仮に一日12時間の半分を使ったとして312時間。合計で1000時間ちょっとです。
Working dayを一日8時間としてまるまる125人日を事業のために使うことになります。
半年間を一つの事業に125人日使う。とすると計画は
Effort | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||
Concept design | 事業の構想を固める | 25 | 〇 | 〇 | ||||
Develop1 | 構想に基づいて物を作る | 25 | 〇 | |||||
Trial release | 試しにリリースしてフィードバックを見る | 25 | 〇 | |||||
Develop2 | フィードバックを試作品に反映 | 25 | 〇 | |||||
Release | フル仕様でリリース | 25 | 〇 | |||||
Monitoring | 市場品質モニタリング&利益改善 | – | ⇒ |
おおざっぱに言うとこんな感じでしょうか。構想設計に2ヵ月と言うと今始めたとして9月には完了する。年末には事業が立ち上がる。
これを一つ辺り300万円ずつ使いながら3年間繰り返してみる。そう、一回の予算は300万円です。
既に始めている事業と立ち上げプランを見比べてみる
上記でラフスケッチを作ってみた事業立ち上げプランを、今現在既に立ち上げ済みの事業と比較して妥当性を見返してみます。
不動産事業:建売業者からアパートを購入し運営も委託。初期費用は300万円、ほぼ手間いらずで含み益がじわじわ積み重なる。インフレと相性良く家賃上昇も期待できる。市場モニタリングは毎月行い、現家賃の妥当性や入居率等をウォッチング。現在の金利上昇フェーズでのフルローンはしたくないので引き続き小型300~中型1000万円を初期費用のイメージとして拡大を続ける。
太陽光発電事業:物件の選定に1~2か月、大体購入後半年ほどで売電開始。一物件辺り200~300万円の初期費用で立ち上げ。発電状況を遠隔監視しながら毎月物件を見に行きつつ一部管理業務を委託。引き続き営農(ソーラーシェアリング)や養殖事業(アクアポニックス)等の食料生産事業との組み合わせを検討中。
投資事業:世界中の株や債券、REIT、インフラファンド、暗号通貨、レアメタル等に投資。投資先選定は数か月~数年で下落時の割安買いを狙い、投資元本は商品により異なるが投資元本一分野辺り300万円を目標に引き続きポートフォリオのバランスを整える。世界中に資産を分散すれば為替変動もヘッジ可能。事業資金が必要な場合に適宜売買を行う。
ブログYoutube情報発信執筆事業:個人運営ブログやYoutube、SNSを利用した情報発信。立ち上げは1~2ヵ月。初期費用はほぼゼロ。サラリーマンと資本家活動のハイブリッド発信を主軸に引き続き趣味の記事も混ぜつつ楽しみながら継続する(というかほぼ楽しいから続けているだけの事業)。
せどり、輸出入事業:一か月程度で売買に必要なアカウントを開設済み。お試しで仕入れてみた程度で現在は保留中。国を跨ぐ売買なので関連法規を確認しつつ、趣味の商品を先ずは仕入れて売却するをやってみる。円安時は輸出、円高時は輸入主体で売買できれば為替ヘッジにもなる。拡大するのであれば倉庫確保や外注を視野に本格的にやる。
暗号通貨マイニング事業:マイニングPCを2基(グラフィックボード7枚)立ち上げるのに初期費用60万円、期間は2か月ほど。昨年上昇のタイミングでマイニングしたBTC/ETHを売却し利益確定済み。拡大を検討していたが2018年の大暴落とDifficulty向上に伴い採算合わず現在は休業。暗号通貨についてはメタバースやDeFi投資拡大のため下落中の相場を買い継続。暗号通貨系の米株も買って行く。
ということで事業については費用は様々ですが、300万円というのは概ね妥当な金額だと感じます。立ち上げ期間半年も大体そのくらいと感じる期間です。
自らが楽しさとやりがいと誇りを感じ、且つビジネスとしても収支が成り立つ。当たり前ですが儲かるだけでは絶対的に駄目で、これらを満たす財宝を見つけ出す一回300万円の挑戦ですね。
一隻300万円の派遣船を送り出すイメージ
自分が一番成長するのは出来そうにないことにチャレンジする時、そして成功するためには行けるという確信の元に行動すること。これは私の中では鉄則です。
成長したければ失敗し傷つき恥を掻くことも受け入れ、成功したければ足場を固め計画的に取るべき行動を淡々と積み重ねる。それだけの話です。
私は経済活動においては無謀な挑戦は避けます。そこで傷つくと周りを巻き込んで崩れ落ちるからです。ですので成長を求めるにしても失敗に対してしっかりと備え、リスクを許容可能な量に制御し急拡大では無く安定した成功を目指し続けていきます。
ということで一回の費用は300万円。サラリーマンの私でも十分制御下にできる金額です。
その分はリスクリターンバランスで得られるものも減りますが、既に持っているもので特に不足も無いので問題無し。このままこのスタンスを貫き通します。
これからの3年間は新しい人生に向けて船を選び、装備を整え、航行計画を描き、甲板を磨き、食料と水をたっぷり積み、寄る先々の島での新生活を試行錯誤するフェーズです。
いきなり訪れた島を楽園に出来るかどうかはやはり極論やってみないと分からないところで、船を出しては撤退してを繰り返すことになるかもしれません。撤退もまた王道ですが、同時に毒蛇だらけの島で蛇の美味しい調理法を確立する的マインドセットでやってみます。
今日とは違う景色を見続けて行きたい
現在既に取り組んでいる事業を拡大し法人化を行いつつ、新規にフランチャイズや中小企業のM&Aなどなど資本規模と共に手を広げていきたいと思います。
サラリーマンはこれはこれで上手く立ち回れば楽しいのものの、どうしても私の求める人生の条件を満たせない部分がありいつかは船出が必要です。もうこの方向性は変えられないですね。
ただこれからコロナが明けて来たらまた活気あふれる(夜も寝れない)仕事が始まりますので、これはこれで楽しまないともったいない。というのでこれから3年というのは丁度良い期間です。
人生に変化は必要です。慣れ親しんだ場所は居心地の良いものですが、同時に現状維持を志向すると必ず衰退に繋がります。そして挑戦と冒険の中にしか生き甲斐ややりがいと言うのは生まれません。
であれば目指す場所に向けて船を漕ぎ続ければ良いのです。光の匂いのする方向、これを意識すれば間違いありませんね。
ということでこの3年間はサラリーマンは続けつつ新しい事業を立ち上げつつを続けるけることにします。この300万円で半年かけて事業を立ち上げるというのは割と妥当な数字だと思っていますので、新しい生き方を模索される皆様の参考になりましたら幸いです。