今朝は雲一つないとてもさわやかな天気でしたね。
今日は朝から保険会社の方と打ち合わせをし、個人年金を契約してきました。
本日はその経験をブログに残しておきたいと思いますので、個人年金保険を検討中の方の参考になれば幸いです。
個人年金保険に契約してきました
私は保険は今まで非常に疎く、前歴であるホンダOB特典の保険に毎月掛け捨てで数千円程度の保険に入っていました。不動産の団信があるので、万が一の時は家と収益不動産が残るし。
しかし最近ふとしたきっかけで個人年金保険の節税効果に注目し、今回本格的に検討し申し込むことにしました。
今回はその時の流れや考え方を紹介したいと思います。
1.先ずはホームページで申し込み
先ずはホームページで資料請求。入り口はいつもホームページが手軽ですね。
https://www.manulife.co.jp/ja/individual/products/goods/kodawari-kojin.html
資料請求すると後日担当の方から打ち合わせのご連絡を頂きました。
2.契約内容の打ち合わせ
保険会社の担当の方からのメールに返信し、打ち合わせの場所を決めます。
今回は最寄り駅近くの喫茶店で待ち合わせしました。
お店に入り早速契約内容を打ち合わせをしますが、主に申し込みの目的や積立金額と契約期間を決めます。
私は生命保険料控除による節税効果を主な目的に、多少の運用利益を狙っていきたいと考えていました。
しかしながら運用利益については保険よりも直接積立NISAやiDeCo等に投資をした方が良い成績を期待できます。何故なら保険会社も契約者から集めたお金を結局は運用に回しているため、保険会社が仲介する分だけロスが発生してしまうからです。
つまり私の様に投資知識がある人間にとっては個人年金保険による運用の良さは一重に生命保険料控除による節税効果に集約されます。ついでに運用効果による利益を期待するといった感じでしょうか。
その肝心の節税効果ですが、積立金額は以下の表により年間8万円とするのが最も大きな節税効果を出せます。
・払込金額20,000円以下 =払込金額
・払込金額20,000~40000円以下 払込金額×0.5+10,000円
・払込金額40,000~80,000円以下 払込金額×0.25+20,000円
・払込金額80,000円以上 一律40,000円
但し私が契約したマニュライフ生命の積立最小金額は毎月10,000円以上のため、年間で12万円です。
この金額の積み立てを行えば上記表により所得税が40,000円、住民税が最大28,000円控除されるため、年間所得による累進税率次第ではありますが私の場合は所得税率20%の還付を受けることが出来ます。
つまり所得税で8,000円、住民税は一律10%なので2,800円還付されることになります。そうすると年間120,000円積み立てて10,800円の利息が付くと考えると、利率9%とかなり良いことが分かります。あくまで単年のみですがね。
但し注意点として、外貨による運用となるため為替変動がリスクになります。また円を外貨に換える際に手数料が発生しますね。契約書によるとマニュライフ生命はTTM(公表卸値)+0.5円の様です。
為替ロスが発生するため本来の利率はもっと下がりますが、何とマニュライフ生命さんはクレジットカードによる支払いが可能なのです。
これによりクレジットカードのポイント(私は1.5%)も貯まります。上記節税効果と合わせると利率10.5%から上記為替ロス(0.5%程度)を引いても10%になります。これは確かに凄い!
それに加えて外貨運用により利率が今月は3%( 最低保証利率1.5%)付くので、最も信頼できる通貨であるドル資産を着実に増やしていくことが出来ます。
正に国の税金の仕組みを上手く使った資産運用になります。節税しながらドル建て資産を積み立てていくという感覚でしょうかね。
最終的なリターンについては詳細な計算が必要ですが、節税効果が単年のみとなるため(複利で10%なわけもなく)円や外貨での預貯金よりは良くって投資信託よりは悪いあたりでしょうか。それも全て市況によりますので、分散投資の一部と考えれば十分ありなのかなと思います。
3.契約の申し込み
こういったことを事前に理解していたため、申し込みはその場で行いました。担当の方がiPadでサクサクと入力し終了です。
非常に簡単に申し込みは終わり、これにて完了です。
如何だったでしょうか?今回は個人年金による資産運用を書かせて頂きました。
金額にするとこれも大きなものではありませんが、何度も申し上げる通りこういった細かなことを集めると年間で数十万円のお金が残ります。
地道に確実に改善を行い、将来の優雅な時間のために今を一生懸命生きたいものです。
それでは本日も長文ありがとうございました!