サラリーマンはこれはこれで幸せだなと思うことも割とあります。

もちろん月曜日の朝は憂鬱ですし突然あらぬ方向からトラブルに巻き込まれて四苦八苦することもしばしば・・・その時はもう無心で働くしかないのですが。

上司の無茶ぶりにイラっとしつつも、上司もしんどいんだろうなあと思うと何か神妙な気持ちになり。それでもこんな時間がきっといつか思い出に変わるんだろうなと思ったりします(笑)

人生の先輩である上司にはまだまだ教えて欲しいことが沢山あります。何か言えばパワハラ扱いされる難しい世の中をどう生き抜いているのか聞いてみたいものです。

そんな色々あるサラリーマン生活ですが、職場で知り合った仲良しと飲みに行ったり、仕事を聞かれても即答できる便利さ(投資の収益で暮らしています・・・はちょっと説明しにくい)は良いものです。

何より働いているんだという自負が安心感を与えてくれます。もちろん安定した給料も嬉しいものです。これは恐らく仕事をしない期間を過ごしたことがある人にしか分からない感覚かもしれませんね。

ただ同時にサラリーマンであることで不幸になることもあるということも理解しています。かつての私の様に会社で働くことに惚れ込み自分も私生活の人付き合いもないがしろにして没頭したこともあります。

その時は日々の振る舞いも荒々しく、とてもじゃないですが私の周りの人たちが幸せになれたとは思えません。

その時の反省があり今に至り、少なくとも家族や友達は私といてそれなりに楽しそうには見えていますね。

大切なポイントが幾つかあって

・業務時間ですぱっと仕事を切る。業務時間外に及ぶような働き方はしない。(これは法律的にも当たり前のはずですが)

・転職の自由度を上げる。そのためには仕事に真剣に取り組みスキル経験を磨く。

・資産をそれなりに持つ。お金の理由で会社に支配権を持たせない。

・職場は知人友人作りの場とする。働く仲間を探し敵を作っても仕方ないことを理解する。

・成果にフォーカスし評価は気にしない。成果さえ出せばどの会社でも通用します。評価は評価者次第なので気にしても意味が無い。

こういったところだと考えています。

仕事のために何かを犠牲にするのは間違っています。従業員の立場としての仕事は仕事であり契約です。と同時に一緒に働いてくれる人を大切にし、相手もまた一人の人間であることを理解しましょう。

サラリーマンはサラリーマンで上手くこの立場を活用していきたいものです。

逆に言うと資本家側として私が誰かに仕事を依頼する場合、逆の立場で上記を理解することで従業員側を幸せにすることが出来ます。成功する上でとても大切な視点だと考えています。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。