商売をやるって難しいなと思うことがあります。それはもちろんマーケティングや販売網の構築など技術的に難しいことも沢山あるのですが、それ以前の問題として
「商売と言うのはお金を出す大衆を王様とする行為」
こう言える部分がかなり大きいなと感じるからです。これは多売のビジネス全般に言えることだと思います。
例えば先日歩いていてパチンコ屋さんで並ぶ人たちを見ました。見てみると若い人が多くて驚いたのですが、一見無駄なことに時間を使っているように見えても彼らがそこにお金を使っているのは事実であり、彼らには彼らなりの理由があるはずです。
理論的に考えた金銭的リターンが無いのは疑いの余地が無いのですが、そこにはやはり日常生活では感じられない刺激があるのも確かだと思います。
そこに対してお客さんの不利益になると分かっていることでも、そこにお金を出させる事業者としての自身の行動を肯定し、それをためらいなく商売として続けて行けるか?という点において非常に難しい障害が事業者には有るなと感じます。
でもそれって事業者側のエゴで、実際は一生懸命働く、辛くても歯を食いしばって生きている、その中での一時の癒しの時間として、彼らにとっては必要不可欠な時間なのかもしれません。
ゲームなんかもそうで、それって少なくとも直接的にはお金を生まないよね意味無いよねとか言い出すとそれはその通りです。それでもインスピレーションを得られる創作でもあり現実を忘れられる癒しであるのも事実です。
一定の娯楽は人が健康な精神を保つための消費財と捉えると、この辺りのビジネスの貢献性が見えてくるのでしょうね。
人間は合理性を身に着けるほどに大衆感覚が自分から離れて行きます。これは頭の良い人たちが苦しみ人生に困難を感じがちな盲点の一つとなると感じます。
頭が良いから幸せ、というわけでも無いのです。もちろん私が頭が良いでしょすごいやろ?とかそんなアホな話ではありません。無理してアホを演じないと大衆とは生きて行けない、こう捉えてしまうと多売の商売をするのは難しいのだろうなと思います。
それであれば敢えて数を絞り自分の感覚と合う層をお客様として迎合する事業形態を作る。これを進めて行かなくてはいけません。無理して広く大衆向けに考えてもやっぱり難しいなと思います。
それは大衆を見下すということでは全く無く、上にも下にも無限に広がる様なこの現代の資本主義の中で、自分を見失わずに事業を続けて行くための重要なポイントになるはずです。上下なんて所詮は誰かが限定された価値基準で作った一つの切り口でしかありませんしね。
だから私は素直に自分の価値観と合わないというか相互理解の意志の無い人たちとの関係は断り、あくまで同じ様な世界観同じ目線で前向きに生きる人たちとの関係を強化し、そこをコアとした商売の形態を考えて行くべきですね。
多売に走るのは私の性格上あまり良いことは無さそうですし(笑)。
それは結局は好きな事、素直に長続き出来る物、そういったものに落ち着いてくる気がします。なるほどと思うのがこうして事業者はメルマガやコミュニティ、得意領域での商売に行き着いて行くということですね。そういう思考トレースは出来たかなと思います。
Youtubeを月額1000円のメンバーシップ、コミュニティを月額1000円の飲み会コース+月一の友達づくり遊びイベント(+別途参加費)と月額3000円のビジネス仲間集まり+自社店舗利用権利(使用料別途)、とかどうかなとか考えています。
私と会ってみたいというお声もちょいちょい頂くので、こういう場を上手く作って行くのも大切かなと感じています。
このくらいならいける気がするので、ちょっとこれから形にして行こうと思います。3つ目はちょっと時間掛かりそうなのと、ある程度はお金を取らないと私が続けられませんし何よりコミュニティの治安がどうしても乱れがちになってきてしまいます。
コミュニティの民度と治安は参加者側の目線で見た時にこの活動における最重要ポイントです。サービスなんてその意味ではぶっちゃけ二の次ですもち大事だけど。もちろん問題があればバサバサ切って行きますというか管理者として辛くともそうせざるを得ません。
「コミュニティの安定感と安心感」これを最も高い価値として訴求できるようにし、その上で私が好きな著名人を招いて講演会とかしたいですね。その資金のためにも有料サービスである必要性があります。
結局付加価値ビジネスにおいては客層を選ぶのは「事業者側」なのです。そして良いお客さんに選ばれる魅力を備えるのが事業者の本当の仕事でここに必死になるべきですね。今年11月くらいから立ち上げて行こうと思います。
個人情報や支払い管理も今の時代セキュリティ対策が大手でも不安が残るので、数が少ない内は手渡しアナログ管理の方が良いかもしれませんね。サービス内容と言うよりはこういったコミュティ管理の方が難しい様にも感じます。
デジタルデータとしての個人情報管理は私がしても全く意味が無いしお互いリスクにしかならないので、個人的な交流を超えた部分は全てGAFAM系の普段みんなが使っているサービス側で賄えないかなと考えています。
目測書籍の売り上げ数やチャンネルの歴史的に今でも比較的短期で100人くらいのコミュニティには出来るかなと思っています。私の発信って結構好み分かれると思いますけど好きな人にはかなり刺さると思っています(笑)。
大体総フォロワーに対して熱狂的に好きな層は300分の1、結構好きな層は100分の1、言うても付いてきてくれる人は50分の1、好意的に気にはなっている層が10分の1くらいかなという感覚ですね。あとは関心は有るけど好き嫌いというよりは情報収集な層でしょう。
正直今のこの発信スタイルで見て下さっている方ってかなり私のことお好きなんだと思います(笑)。結構尖ったこと言っている自覚があるのですが、逆に言うともう私のファンを作るつもりでかなりストレートに語っています。
でも好きな人ほんと好きでしょ?すぐに友達になれると思いますよ(^ ^)
まあそうして客層を絞り限定された事業領域で売り上げが立たずとも生活が難なく成立するのはやっぱり資産収入のおかげでもあります。だから資産形成も真面目に行い、資産収入+事業収入という守りの盾と攻めの剣をそれぞれ育てて行きましょう。
事業収入を失うことはリスクでも何でも無く、あくまで成長のプロセスでしか無いのです。だからこそ思い切ったことが沢山出来ます。
少なくとも現代の資本主義の構造において、資産を持つ限りやりたくないことを仕事にする必要も嫌いな人たちを相手にする必要も全くありません。自分の人生の王様となれるのが資本家であり、皆様も是非資本家としての人生を花開かせて行ってください!
