昨日友達と飲みながら話していて、サラリーマンのメリットは本当に明確だなと思いました。それは
①自らの立場を会社の名前で立証できる。
②お金が借りられる=与信力が高い。
③収入が安定している、それなりの年金退職金。
特に①はあまり知らない相手と話す場合に滅茶苦茶便利だなと思いました。仲の良い友達だったらあまり関係ないですけどね。
それは②の与信力の高さにつながり、たぶんもうお分かりの方は良く分かっていると思いますがお金を借りて投資をするのがお金持ちへの最短ルートです。
リスクがあると一般的に言われますが実際のところは借入金利は2~3%なのに対して投資のリターンは平均7~20%なので、これをリスクだと考える人たちはたぶん投資家とは住んでいる世界が違うのだと思います。
まあ私も手放しではお勧めしませんけど、私はやってますが(笑)。ということで会社を辞める前にローンをして買えるものは買っておいたり資金枠を確保しておくと投資目線では良い結果を出しやすいと思います。
そして③はもう誰もが知るお金の話で、大企業であればそこそこの年齢で毎月平均で手取り70万円の賃金と概ね3000~5000万円の退職金に毎月30万円の厚生年金。一生勤めあげれば大企業勤務はお金に困ることは無いでしょう。
これらのメリットはやっぱり俯瞰して理解しておくべきです。その上で退職金や年金が気にならないほどの十分な資産があり、且つ会社の名前ではなく自分の名前で生きて行きたい、というのが「FLARE LIFEロールモデル」の後半パートに進むための条件です。
最近は早期退職募集などもあり、偶発的なものではありますがそういった制度を利用して一気にお金のショートカットをすることも可能です。
そういった制度を使いこなし大体50代中盤で退職して悠々自適に暮らす、と言うのがまあ最近のアッパーサラリーマンのトレンドだなと色々見ていて感じます。周りの友達でもこのコースに乗りそうだなあと言う人が滅茶苦茶思い浮かびます。
資産はそれなりにあり、何というか疲れ切っているというか仕事に必死というか、ふと気を抜くと会社の大変さが言葉に出るというか・・・こういう友達滅茶苦茶多いです(笑)。
退職する年齢は人それぞれですし結局は遅くとも65歳辺りで会社からは去ることになりますので、やはりその前にこれらのメリットは使い切るのが賢明です。
一方で会社を去り先述①を使うことが出来なくなった時に、何を持って自分の生き方を定義するかと言うのは非常に大きな課題になって来ます。ここに対しては事前に仕込んで行くべきですね。
サラリーマンの最大のデメリットであり致命的な欠点は明確で「どんなに出生してもいずれはその立場が取り上げられる」この一言に尽きます。この事実を認識した時点で、進むべき方向性はもう誰にとっても明確だと思います。
私自身はアラフォーで会社を退職しこうして自由に個人の名前と会社で今までやったことのない領域に挑戦するという人生を選択しました。これを「FLARE LIFEロールモデル」と名付け経済的自立の先で好きな事で起業する人生を最高の選択だと考えています。
人より10年20年タイムアドバンテージがあるので、もうこれすれば絶対上手く行くなと言うのはかなり明確です。
そして価値観は人それぞれなのは言うまでもないことですが、一方でサラリーマンとしてのメリットはきちんと理解しいずれ会社を去る日の前に使うべきものは使っておきましょう。
ある程度お金を持って来ると、人生はもうお金では無いなと新しい世界が見えるようになって来ます。昔は退職金が幾らだとか生涯年収が幾らだとか気にしていましたが、結局それが何億円であれ楽しく後悔の無い価値ある人生の前では紙屑程度の価値しかありません。
年収や資産額に妬みつらみが出るのはやっぱりお金に使われる労働者の価値観ですね。ここから抜け出すと、ありのままの自分をもちろんお金のことを隠すこともなくもっと自由で豊かな人生にたどり着くことが出来ると思います。
これはやっぱりある程度の年齢と資産額になると段々と見えてくると思います。お金では何一つ語れないということが身に染みて良く分かるようになって来ます。お金を持っているから偉いわけでも何でも無く、感覚的にはあくまでお金の在処が今はここだというだけのアドレス情報みたいなものですね。
それがこうしてこの記事をお読み頂いている方には知識として備わったはずですので、じゃあお金じゃ無ければ何なのか?という点について思考を深めて行くと良いと思います。
もちろんお金が好きで良いんですよ。私も好きですしそういった贅はそれはそれで楽しんで行きましょう。投資の話もやっぱり話のネタとしては非常に盛り上がります。
ですが結局最後は「ありたい自分」を目指し、そこに向けて毎日の行動は収束していくはずです。夢に見るような世界は現実に出来るという生きている人間の特権を存分に使いこなし、自由で活き活きとした素晴らしい人生にしていきましょう!
サラリーマンの先の世界で、貴方のやりたいことは何ですか?
