こうして独立して一人社長をやっているとですね、
「ああ、なるほどこれが起業家のロジックね」
と新鮮な感動に触れる場面が非常に多いです。
・裸の個人としての金融機関との信用構築
・裸の個人としての仕事趣味娯楽の人間関係人脈
・裸の個人としての技能職務事業遂行能力
こういうのがまさに独立して必要とされる能力なのだなあと実感します。
これは何も個人で何もかもやれと言うことではないのですが、まあ当然と言うか当たり前の話で会社の看板は全く使えないと言うことです。
「巨大企業に勤める〜です」、「財閥系企業の従業員の〜です」、「〜にもともと勤めていた〜です」ではなく「〜です」になるわけだ。
そうするといかに金融機関との借入と返済実績でクレジットスコアを築くとか、いかに個人の名前で会社の外の人脈スキルを構築していくか、これが大切になると言うことです。私が個人事業からの開業を勧めるのは利益のためではなく、こういった資本家リテラシーを育てるためというのが本質です。
資産だけ蓄えてFIREしても人生は全く充実したものにはなりません、あくまで自分自身の事業を持ってFLAREは完成するのでこの点注意が必要です。まあ前者の方は明日の借金をテーマにしたメンバー動画で私がしてきたことをお話ししたいと思います。
逆に言うと上記に含まれない会社の業務は全てが結局は無駄になる、というのがやっぱり偽りのない今の私から見た素直な感覚だなと思います。独立すると元〜勤務の〜という名乗り方は、少なくともビジネスのプロ相手の世界においては全く考慮されることはありません。
そうするとサラリーマンとして必要なのは本当に「見栄えの良い給与明細」だけで、あとはそれを使って金融機関との信頼パイプを会社員のうちに作りまくりB/SとP/LとCFを磨き、あとはもうがむしゃらに会社の看板を使わない人脈構築や会社の外で使えるスキルをどれだけ揃えていくかが重要となってきます。
こうして外に出た私から見ると、会社員にとって何が必要有効なことで何が完全に無駄かはもうものすごく良くわかります。
まあ会社でやっていることは決して完全に無駄にはなるわけではないのですが、そのスキルを会社の外でどう活かせるかと言う視点で取り組まない限り、会社の外で必要とされるスキルはほとんど育たないなというのが現実です。
一生会社員のままっていうのはやっぱり厳しいなとも思います。「ああ連休が終わる・・・」みたいなことを友達はもう全員暗い顔で言っていたのが印象的だったのですが、いや本当にそうなんだろうなあと昔を思い出して実感します。
会社員はSocial Securityと引き換えに、人生の大切なシーンが手からこぼれ落ちまくるというトレードオフ人生。
「さて今日はどんな新しいことをしよう」に満ちている今の私にとって、もう毎日会議で丸一日埋まってああだこうだ延々とどうでも良いなと思う会社の仕事を議論している人生には絶対に戻りたくはありません。当時の私のようなストレスまみれの仕事で高給もらって、それで高級店でご飯食べようが豪華なホテルで泊まろうがファーストクラスに乗ろうがそんなの本当にどうでも良くて、それはお金が余ってやることないご老人の暇つぶし程度の嗜みでいいと思います。
ていうかそれなら釣りの方がよほどエキサイティングで有益でお金もかかりません。
まあもちろん私も今でも年何回かは子供との思い出作りなどにそういう散財的贅沢なことしますし全否定はしないのですが、普段はそんな時間があるなら好きな仕事や勉強している方がよほど贅沢で幸福な時間ですね。
こういう本来は5%の人だけがたどり着ける資本家の世界の民主化、というのは非常にチャレンジングな取り組みだなと実感します。ただ本質を理解すればそれは決して難しいことではありません。人間として当たり前の感性価値観に基づき、上記3つの事項を地道に真面目に取り組んでいくだけです。
実際にこの世界にたどり着いている人たちは本当に少ないです。自分の力だけではほとんどの人たちが辿り着けないというのが現実で、だからこそ奴隷労働社会は維持されているというのもまた事実です。
私は私が知っていることを親友後輩子供に語りかける気持ちで発信する、ただただそれをしていくだけのことです。





