いよいよ不況の影が本格的に忍び寄ってきましたね。
コロナウィルスの終息が思った以上に遅い。ワクチンの安全性が証明されるまでにもそれ相応の時間が掛かるはずです。
既に残業代を削減されている方も多いと思いますが、うちの会社も既に残業ゼロと月3日ほどの減給休暇を設定されています。
給料カットはまだまだこれからだと思います。来年は恐らく週休3日制が本格的に導入されるのではと予想しています。
消費も減りますので全体的に物価が下がり、株価や不動産価値も停滞若しくは緩やかな減少傾向がこれから2~3年は続くのではと考えています。
そんな経済的に厳しい冬の時代をどの様に乗り切るのか、書いていきたいと思います。
幸い私の世代はリーマンショックを経験しています。不況を乗り切るためにその当時の生活を参考にします。
リーマンショックから振り返る、コロナショック生活
我々サラリーマンから見ると、残業ゼロ、ボーナス減がダブルパンチで来るのが経済不況です。リーマンショックの時はこれにより生活レベルを大きく落とさざるを得ませんでした。
今回は基本給カットも入ってきそうです。
私個人で言えば残業カット、週休3日制の導入及びボーナス削減により年収は最悪シナリオで
2019年実績:955万円
2021年予想:500万円
-455万円ですね・・・
仮にアルバイトで自給1200円の仕事を探すと年間50日を一日8時間で考えて48万円はカバーできますが、それでも資産の増加スピードはかなり落ちそうです。
資本からの収入も落ちることを予想しておかないといけません。
不動産収入がキャッシュフローで年間60万円の下落、太陽光収入は恐らくあまり変わらず、配当金収入は年間12万円の下落を考えると資本収入は現在の半分の毎月12万円程度まで落ちることを想定しておくべきです。
そしてこの資本収入はそのまま全額負債の返済に充てるべきですね。つまり資本収入は生活には使わずあくまで自己資本比率の改善に充てるいう選択を取ります。
そうすると年間の生活費を何とか本業で稼ぎだし、アルバイトや個人事業等の副業をすることで資産構築のための資金を確保する対応をします。
私の場合年間の生活費は300万円ほどなので、税金の支払い等を考慮しても先ずは前述のサラリーマン収入で十分です。
いつの時代も固定費の徹底削減が最強
私は常々リーマンショック級の不況を想定して生活設計しています。
それはリーマンショックの時にいきなり給料が大きく減り、それまで豪勢に遊んでいた生活費を工面するのに多大な苦労を要した経験から来ています。
経済が絶好調な時の収入を基準に生活を設計してはいけません。
経済が絶不調の時の収入を基準に生活を設計しましょう。
ここで生活設計の目安ですが、先ずは収入の10%を貯金として天引きしその後ボーナスや残業代を考慮しない基本給で生活が成り立つというのが目安になります。
私の場合は基本給が毎月435160円、税金年金社会保険料を20%、貯金を10%引いて残りが約30万円なのでそれで生活費を設計するようにしています。
そしてもし生活レベルを上げるのであれば、最悪経済ショックが起きた時は手持ちの資金によりその追加費用を精算できるようにしておきましょう。
例えば家であれば住宅ローンの繰り上げ返済をすることでローン支払い額を最低基準まで減らすことが出来れば良いですし、教育費であれば常に手元に500万円ほど教育資金を持っていれば数年は高額な私立校でも転校などする必要なく学費を支払い続けることが出来ます。
生活レベルを上げるのはあくまで保有資産が十分に貯まってからです。その時の瞬間的な収入で判断するのはやめましょう。
私もリーマンショック時の教訓を胸に、どんなに収入が上がってもそれにふさわしい資産を築くまでは生活レベルを上げないようにしてきました。むしろ今も現在進行形で必要生活費を削減し続けています。
本当に大切なのことは何ですか?それはきっと子供と妻の笑顔です。
このブログを読まれている皆様は曇りなくそうと言い切れると思います。そのためであれば贅沢を控えるなど小さなことです。
家族で囲む安価でも美味しくて幸福感に満たされた食卓。それ以上のものを人生で求める必要はないはずです。
どんな時でも安心して過ごせる生活を主体的に設計していきましょう。
それでは本日もありがとうございました!