井上拓真選手対那須川天心選手、久しぶりにというか格闘技の試合でこんなにドキドキしたのってかなり久しぶり。
実は昔から結構格闘技観戦が好きで、たまに動画でもボクシングインスピレーションの言葉を使っていたりするのは気づいている方は気づいておられるかもしれません。今回どちらが勝つかなあまあどっちが勝っても良い試合になるだろうなと思ったのですが、やっぱり私は拓真選手を応援していましたね。
まあ結果はもう出ているのですが敢えてここでは語らないようにしましょう。
「これは負けたほうが本当に全てを失う試合なんだな」そういうのが伝わってきました。スポンサーからの期待もあり、勝っても負けても大きなお金が動き、何より戦う本人たちは本当に底しれない恐怖の中を歩いていたのだと思います。まさに命をかけた戦いと言っても過言ではないのでしょう。
それにしてもPFP1位の井上尚弥選手が後ろについてくるのは相変わらずものすごい絵面だなと思いました(笑)。私たちですらこんなにハラハラしながら見ているのに、兄は自分の試合よりも緊張して見ていたことでしょう。
前回も思ったけど尚弥選手の弟愛がすごい伝わってくるんですよね。兄弟ってそういうものだよなあ、なんか良いもの見せてもらいました。なんかね、毎回ボクシングとして最高峰の技術エンタメとしても成り立ってるんだけど、それに加えて毎回家族愛が見えてすごく得した気分になるんだよね。
そして今回拓真選手は天心選手を「弟」の様に感じていた瞬間が会ったんじゃないかなと思いました。ずっと兄の下にいる自分と、自分の背中を必死で追いかけてくる天心選手に対し、そういう感情を心の何処かで感じた瞬間があったのでしょうね。
あのダウンもそういう「弟よお前はもっと強くなれるんだろ?」とニヤニヤと成長を楽しむ独特の余裕があって、見せ場を作ってあげるようなことだったのだと私個人は感じました。
一方でプロとして戦うってああいう非常な世界だよなとも思いました。楽しいからやっているしやりたいからやっている、でもその道程は遥かに長く苦しいことは沢山ある。夜も眠れないほど必死で悩みもがき、手にする勝利と敗北の味はそれが大舞台であるほどに大きく鮮烈。
両選手は逃げること無く自分を信じて舞台に立った、それだけで本当に素晴らしい。あれはまさに若い命を燃やす戦い。素晴らしい感動をありがとう。

とまあこういう戦いの人生ってやっぱり30代前半くらいまでだったなと振り返り思います。自分の可能性に挑戦し、出来ないだろうなと思うことでも果敢に飛び込み、痛い目にあいながら確実に成長していく。
毎日を不安しかない日々に浸しつつも、人生で一番エキサイティングな時期だったと思います。
一方で40代が近づいていくるとそこからは合理性や効率、普段の生活の幸福度を上げていく方向に私の場合は進んでいきました。資産形成を始めたのもその頃ですし、自分が働くだけじゃない他の収入源を開拓していきながら時間効率を上げていった感覚ですね。
今持っている個人資産は当時「とりあえずやってみよう」と思って手に入れたものです。不動産、太陽光、株式、貴金属、そういうものが今や私の現在の生活を支えています。
そして40代から50代へと近づいていく中、やっぱり私の心境にも大きな変化が訪れているのも感じます。
自らが戦うというよりは少し身を引いて全体を俯瞰し、直接的な指示作業よりも広い目線でのハンドリングとコーチング、みたいな領域を段々と得意とするようになってきました。
今まで事業経営も自分の手で実務をこなそうという気持ちが強かったので、現地の点検から投資先の吟味に帳簿付けに専門資格なりに全部自分でやろうと思ってやってきましたが、そういうフェーズは過ぎ出来ることは外注化して時間と思考の余力を増やしたいなという思いが強くなってきました。
そうすることでより大きな社会的価値を持つ活動に進める、そんな感覚を抱いています。
もちろん自分で手を動かすのも好きですしそういうことはこれからも積極的にしていこうとは思いますが、基本的には管理業務や事務作業は全てお金を払ってお願いし私自身はより創造的なことに時間を使えるようにしたいですね。
30前後の頃のようにがむしゃらにやると言うよりは、落ち着いてより良い仕組みを築いていこうと思うのでした。





