思えばお金が増え始めたのはお金を使わなくなったころからでした。
って当たり前やないかい( ゚Д゚)/
そうです。上手く行くことと言うのは常にシンプルで複雑さがありません。仕組みの頭からつま先までしっかり見えていて何がどう動くかが良く分かるものが成功します。
資産形成においても同様です。
入って来るお金に対して出ていくお金が少なければその差額が貯金として積み上がり続けます。
お金は印刷できるので時間と共に段々と供給量が増えて価値が落ちて行きます。意図的に増やして経済の拡大と活性化をコントロールしているのが現在の資本主義経済の本質的戦略ですが、それに先んじてお金を経済に投資することで経済成長の恩恵を受けられるのが投資です。
つまりお金の入りを増やし、出を減らし、差額を投資することで資産形成を進めるのが王道であり常道です。
この「出を減らし」というのを長く続けるためには出を減らすこと自体が自然体で無理なくあることを求められます。自然体と言うのはつまり無理をして我慢をして行うことでは無いということですね。
そのためにはお金を掛けなくても幸せを感じる時間を明確に把握しておくことが大切です。
・近所を散歩しながら街を眺めつつ考え事をする。
・子供と公園で遊ぶ。
・ベランダや庭先の菜園で野菜を育てる。
・本を読む。
・近所のホームセンターで商品をただ眺める。
・ブログを書く。
こういった活動はお金はほとんど掛かりません。ですが過ごすその時間は非常に充実しています。
そして生活において
・家賃や家の価格
・車の価格
・教育費
こういったところで幸せを感じられる金額をどこまで下げられるかを知っておくことも大切です。特に家の価格をどこまで抑えられるかは資産形成において重要となります。
私は現在築古で駅距離もある地方都市のマンションに住んでいますが、住んでいる中で特に大きな不満はありません。残債を上回る評価額ですし今はこれでも十分幸せです。
廉価に幸せを享受できる金額。これを把握することでお金が漠然とした不安ではなく制御できる対象として掴むことが出来ます。その金額以上を稼げば生きていけることになりますし、その金額は一般的に必要とされるより圧倒的に少ない金額となるはずです。
資産形成において最も大切なことは自分自身を知ることです。これは資産形成に限らず人生の全ての局面で大切になります。自分自身を世界で一番愛してあげてください。それが通じて自分自身、そして世界全体の幸せにつながるものです。
自分自身の盃をしっかり満たしてあげること。誰かに与えるのがその後になったとしても神様に怒られることは有りません。私はそれが正しいと信じています。
一度お金を使わない生活スタイルを築けばあとは日々一生懸命働いているだけですぐに300万円、1000万円、3000万円と資産が増えて行きます。そして3000万円さえ築いてしまえばもう老後資金問題も子育て費用も全てクリアです。あとは普通に働くだけで経済的な問題からは解放されます。
そこから更に必死で働きながら資産運用をしていると資産額が段々爆発して来るのですが、まあそこまで行くかはもう好き好きですね。
資産形成における雪だるまの種を如何に早く大きくしていくか。その初期の段階において毎月5万円10万円抑えるというのはとても効果が大きく、そのフェーズで廉価に得られる幸せを知ることはとても有効となりますね。