最近遅ればせながら気付いてきました。コンテンツ株のとんでもない潜在価値を。
考えてみると当たり前です。今まさに中年を迎えている世界を実質的に運用し動かしている層が子供の頃好きだったコンテンツが価値を持つなんて。
リメイクビジネスが流行っていますが、子供も大人も二世代で楽しめるんですからそれも納得。
それはつまり過去にどれだけ有名タイトルを発売しているかでコンテンツ企業の潜在価値が分かるということです。
メガヒット策を世に送り続けたスクウェア・エニックスや任天堂はその筆頭です。テイルズシリーズを要するナムコや、アニメ分野で言えばKADOKAWAなど、日本には超優良コンテンツメーカーが多数あります。
スクウェア・エニックス:FF、ドラクエ、サガシリーズ
任天堂:マリオ、ポケモン、ゼノ(オーナーは度々変わっていますが)、カービー
ナムコ:テイルズシリーズ
それぞれの売上高、株価、株価収益率、経常利益を2年毎の推移を見ていきます。また比較にソニーグループとトヨタ自動車の決算を並べてみます。
株価 | 売上高 | 純利益 | 1株利益[円] | 予想PER | |
スクウェア・エニックス | 5,830 | 2017: 256,824 2019: 271,048 2021: 332,532 | 20,039 18,463 26,942 | 164.2 154.9 225.8 | 19.92 |
任天堂 | 58,060 | 489,095 1,200,560 1,758,910 | 50,364 277,355 678,996 | 853.9 1616 4033 | 17.03 |
バンダイナムコ | 8,217 | 620,061 732,347 740,903 | 44,159 63,383 48,894 | 201.0 288.4 222.6 | 26.95 |
KADOKAWA | 2,460 | 205,717 208,605 209,947 | 5,767 -4,085 9,584 | 85.0 -63.9 154.8 | 28.05 |
ソニーグループ | 12,855 | 7,603,250 8,665,687 8,999,360 | 73,289 916,271 1,171,776 | 58.1 723.4 952.3 | 18.52 |
トヨタ自動車 | 2,254 | 27,597,193 30,225,681 27,214,594 | 1,831,109 1,882,873 2,245,261 | 121.1 130.1 160.6 | 12.16 |
こうして見ると任天堂は売り上げが急成長していますので若干これからの株価変動が気になりますが、総じて今後も期待できる投資先になりそうだなと感じます。
投資は基本的には相性なので、自分な好きな業種に投資をするのが良いと思います。
昔の懐かしい作品がいつか教科書に載る歴史的文化遺産になる。そんな日が必ず来るはずです。
どんなにお金を積んでも得られないものは時間であり歴史です。
100年後に任天堂がどの様な会社になっているか。非常に興味がありますね。
こんな会社を生み出せた日本ですから、まだまだ発展はこれからです。