ちょうど昨年の始めから今頃まで育児休暇による働かない期間を経験しました。

その間は資産の売買により収入を得ていたわけですが、色々と課題も感じた期間でした。

・安定収入の欠如がもたらす不安

・追加投資が出来ない

・自己効力感を保つため社会的な貢献活動が必要

・仕事をしていないというのは人には話しにくい

・好きなことを好きなだけできる幸せ

・家族との時間を存分に楽しめる

・毎日の平和に安穏としてしまう

・子供と過ごすことを最優先したくなり他のことがしたくなくなる

いざ仕事をしないとどういう精神状態になるのか、割とはっきりと掴めた期間でしたね。それと同時に子供といられるだけで満足してしまう日々に何となくFIREしたい人たちの気持ちが分かってしまう感じはしました。

子供の存在は人生を変えてしまうほどに大きいものですね。

大切なのはFIREの先の世界を創造していくこと

表面的な幸せだけでは無く、苦労の末の達成感など総合的な人生の充実感を味わおうと思えば結局はサラリーマンと同じ様に誰かの面倒を見たりプレッシャーに追われたりとしなくてはならないのだろうなと感じました。

実際FIREして楽しいのは1か月くらいのもので、やっぱりそれ以上休んでいると何かしたくなって何もない日々が非常に退屈に感じ始めます。

そこに対する対策は間違いなく必要で、私はそれを事業により社会的に意義のある仕事とその達成感そしてもたらされる収入により行うことにしました。

これで正しいと確信しています。FIREは目的では無くあくまで通過地点と捉えましょう。

まあ人生山あり谷ありでその時は苦しくとも、振り返った時に充実していたなと感じるのが本当の幸せなのかもしれませんね。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。